三国同盟秘史

リッベントロップ(第2話)

英独海軍協定

ヒトラーの首相就任に少なからず貢献してきたと自負していたリッベントロップ夫妻には何も音沙汰はなかった。ヒトラー政権とは言っても、ナチス党の閣僚はヒトラーとゲーリングとフリックのみであとはパーペンと大統領のヒンデンブルクの任命によるものであった。国会議事堂放火事件、全権委任法、ナチス党以外の政党禁止、社会各層の強制的同質化などドイツ国内が完全にナチス化されていくのであった。外務省官房長になる夢もどうやら達成できる見込みはなく、途方に暮れていた野心満々のリッベントロップがまず売った手は………

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  • 既存の組織ではやりにくい横断的な試みができるところ。最初の試みである三国同盟秘史もドイツだけでなくイタリア、日本にもかなり言及。次の試みの慶大専科も世界史と英語が完全に一体化しています。また、現在準備中の孔明コンテストに至っては、外国語も英語だけではないし、勉強面でも理数も扱うし、スポーツもピアノも課題に入ります。