三国同盟秘史

リッベントロップ(第3話)

防共協定

『レーニンなくしてヒトラーなし』『社会主義なくしてファシズムなし』これが戦間期における最も重要なキーワードです。この三国同盟秘史でもイギリスのことがたびたび登場しますが、ドイツが東欧支配をするから、イギリスの海上支配を認めましょう。当初は外交でやろうとしましたが失敗して武力となった。ドイツにとっての究極の敵はロシアと社会主義であった。ロシアの地理的な位置がドイツの生存圏の対象となったことはさておき、この社会主義は何故こんなにも嫌われるのか?私有財産を否定するからか?私も含め取られて困るほどの私有財産をそんなに多くの人が果たして持っているのか?少ししかないから必死に守ろうとするのか?これはある程度言えるのではないか。農民の二重階級性の問題は、世界史でも度々取り上げられ、土地をもつまでは革命的、持った後は保守的であった。社会主義は実は横断的な本質を持ち、世の中の国家や企業や家族も全て縦割り的に動いているのに社会主義はそこを横断的にメスを入れようとするから社会が混乱して国家や企業や家族までも否定されることに多くの人が嫌悪感を抱くのでしょう。社会主義が思想や1組織である間は良かったのですが、ロシア革命で社会主義国家ができたとなると話は違ってくる。ましてや、世界革命論により世界中に革命を輸出しようというのだから各国は革命を圧殺しようとするがそれも失敗。欧州全体の社会主義化は失敗するが、コミンテルンによりアジアアフリカにも共産党を作り社会主義化を目指す。この社会主義の動きとファシズムの動きはリンクしていて………

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  • 既存の組織ではやりにくい横断的な試みができるところ。最初の試みである三国同盟秘史もドイツだけでなくイタリア、日本にもかなり言及。次の試みの慶大専科も世界史と英語が完全に一体化しています。また、現在準備中の孔明コンテストに至っては、外国語も英語だけではないし、勉強面でも理数も扱うし、スポーツもピアノも課題に入ります。